「函館居酒屋魚まさ(うおまさ)」は、もともとは某大手のチェーン店でした。
函館という最高の近海魚に恵まれた土地にありながらも、仕入れルートの制約から、
活イカはもとより、朝イカ、津軽海峡の本鮪(マグロ)など、一切使えませんでした。
お酒も大したこと無いものばかりで、メニューも魅力ナシ、あっためるだけの料理や、
電子レンジ調理のものなど、味は最悪でした。
ただ安ければよい、安さだけが売りだったのです。
大手のチェーン店の中にも素材を大事にするような優良店が多々日本中で勢力を拡大していく一方、
我々が属していた大手チェーンはもはやそれに対抗する力を持ちませんでした。
まぁ、つまり函館で冷凍のイカなんて売れるはずがないのです。
当店は経営陣が入れ替わり、反転、函館の食材にとことんこだわり、
料理人の腕にとことんこだわり、旨い酒にとことんこだわり、
函館一の優良店になるべく『魚まさ(うおまさ)』として生まれ変わりました。
生まれ変わって三年目に入りました。
函館居酒屋魚まさ(うおまさ)は、週末には日に150名を越える地元のお客様にご来店いただいております。
観光のお客様が来るような立地ではございませんので、 ほとんどが地元の常連のお客様ばかりです。
地元のお客様は、観光の方とちがって、函館の食材を本当に良く知っています。
食材の適正価格も良く知っています。
ですから、魚まさは観光の方目当ての価格も付けませんし、食材も手を抜きません。
農家さんを尋ねたり、漁師さんを訪ねたり、より良い食材をより安く仕入れる為の努力ならします。
また、当店は函館では大型店舗で、出入りするお客様が多いので、
商品をある程度安く提供することができます。
寿司専門店より良いネタがそろってる・・・と当店の料理長はいつも笑います。
お客様が多いので、いつも新鮮なネタを提供できるし、
高級で扱いの難しいウニや大トロも最高のものを扱える・・・という訳です。
僕はこの居酒屋で働くのが好きです。
活イカや戸井産本マグロの大トロ、 松前産の生ウニ、根ぼっけに色んなカニ、常に目を引く食材があります。
僕の大好きな芋焼酎も沢山揃えました。30種類はあるかと。梅酒も30種類はあります。
提供価格も他店と比較してもリーズナブルだと思います。
地酒だって僕が美味しいと思うお酒をお勧めしてます。
それらを武器に、お客様と接する・・・。これは本当に楽しいです。
それぞれの商品に思いがこもってるんです。
思いのこもってる商品は、お勧めするときに出てくる言葉一つとっても違ってきます。
お勧めしたものが気に入って貰えれば、嬉しさから表情も自ずと変わってきます。
そしてまた、お客様への伝わり方も違ってきます。
思いがあるから、食材の勉強もします、お酒の勉強もずいぶんしてきました。
いつか、『函館の居酒屋と言えば魚まさ!』と言われるようになりたいですね。
魚まさ 美原店マネージャー 高野拓哉